自費診療
Add-onレンズについて
今入っている眼内レンズの前方に、もう一枚度の入った眼内レンズを追加挿入します。
白内障手術後に残った近視・遠視・乱視を矯正したりまた2焦点レンズ(いわゆる多焦点レンズ)を挿入することで遠方も近方も見やすくするレンズです。
白内障手術をしている方で
- 遠方・近方が裸眼で見やすいようにしたい
- 左眼・右眼で度数の差が生じてしまい不自由な方
- 両眼とも裸眼で、遠方or近方を見えるようにしたが遠方or近方合わせにしたい方
(必要に応じて眼鏡があったほうが見やすい場合もあります)
- SOLEKO社 Camellens2(イタリア製)
- EU加盟国の基準を満たす製品に付与されるCEマークを取得
- 親水性素材を使用した高性能レンズ
- 長いループと「ラクダのこぶ」のような形状で傾斜/回転に対してさらなる安定性が実現
乱視矯正あり 片眼 279,000円(税込)
乱視矯正なし 片眼 249,000円(税込)
適応検査代(術前検査代)11,000円(税込)いただきます。
術前検査日に内金として1眼につき5万円をお支払いいただきます。
※当手術とは別の疾患に関する処方は保険診療となります
手術方法
- 局所麻酔後、角膜を約2.5mm切開
- 虹彩と眼内レンズの間にアドオンレンズを眼内に挿入。
- アドオンレンズを留置し終了。
手術時間は約15分です。
白内障手術、レンズを水晶体嚢に挿入しますが、AddOnはその手前の毛様溝に挿入します。
4ヶ所の支持部が柔軟にたわむので目の中の形状にフィットしやすくずれたり回転しにくい構造になっています。
メリット
- 角膜を削るレーシックより見え方が良好
- アドオンが合わなかった場合、摘出し手術前の状態に戻すことが可能
デメリット
- 健康保険適用外のため、手術費用が自費となります。
- 視力が安定するまで3〜6ヶ月かかる場合があります。
- 眼内レンズの度数を100%の精度で計算することは難しいので近視・遠視・乱視がわずかに残り眼鏡が必要となることがあります。
- 白内障手術同様グレア・ハローおよびコントラスト感度の低下を起こす場合があります。
スケジュール
1回目
眼の疾患がないか一通り検査します。
問題なければ適応検査の予約になります。
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2回目
適応検査をします。
手術に必要な検査・説明があります。
術前検査代11,000円、内金片眼につ50,000円をお支払い頂きます。
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レンズ注文
納期が注文から約1ヶ月ほどかかります。
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手術当日
指定したお時間にご来院ください。内金を差し引いた残金をお支払い頂きます。
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術後定期検診
翌日、1週間後、1か月後、3か月後と徐々に間隔は空いていきます。(術後診察代 2,200円)